令和4年度文部科学省ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業選定「埼玉・群馬の健康と医療を支える未来医療人の育成」令和4年度文部科学省ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業選定「埼玉・群馬の健康と医療を支える未来医療人の育成」

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お知らせ

第3回 全国フォーラムに参加しました

 2025年1月10日に一橋講堂で開催された、ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業「第3回全国フォーラム」に参加しました。
 埼玉医科大学と群馬大学は連携し、地域医療に必要な知⾒とマインドを持ち、埼⽟県・群⾺県の医療を⽀える⼈材を育成しています。本フォーラムには、全国11拠点で医師養成教育プログラムの開発や事業を行う26の大学が集い、各事業の進捗と成果報告、課題を共有しました。

 ポスターとシンポジウムにおける各拠点の報告では、地域構造や医師の偏在等に対する課題意識を持ち、地域に密着した事業の詳細と、学生や地域住民の変化などが示され、他の地域と活動に関心をもった活発な意見交換がなされました。今回、埼玉医科大学と群馬大学からは、県境地域から学ぶ地域医療集中演習(利根川プログラム)を含む5つのプログラムをポスターに示し、参加した方々から多くの関心が寄せられました。

 午後のシンポジウムでは、会場と5つの大学をZoomでつなぎ、事業への取り組みや成果について学生から発表がありました。各大学の取り組みへの関心と共に、そのプログラムを受講する学生の活気ある表情、言葉、思いに触れ、この事業の意義と、近い将来医師になる学生の活躍、可能性について感動を覚えるほどの内容でした。
 埼玉医科大学と群馬大学は、学生が低学年から地域医療の現場に関わることができる学修環境を整えています。また、未来の医療人をめざす高校生、中学生との交流の機会を設け、活動を広く発信しています。ICT活用や、医学教育に関わる地域の効果などについて、長期的なビジョンで段階的にアウトカムを形成していく必要があることを改めて認識する好機となりました。