| 埼玉県地域枠プログラム 課外学習プログラム「埼玉の医療」学習会を開催(埼玉医科大学) |
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10月24日、埼玉県地域枠プログラムの課外学習「埼玉の医療」学習会をオンラインで開催しました。
この学習会は、県内の医師不足地域を支える医療機関の理解を深め、学生が将来の医師像を考えるきっかけとすることを目的としています。
当日は7つの医療機関から、それぞれの特色や研修の様子をオンラインで紹介いただきました。
済生会加須病院の木村先生からは、救命救急センターを有する同院の特徴や、研修の様子についてご説明いただきました。研修医や多職種の職員による勉強会や事例検討、済生会が取り組む離島健診・災害派遣訓練など地域に根ざした医療活動の内容が紹介され、現場の雰囲気が伝わる講話を伺うことができました。




救命救急センターは24時間体制で急性期医療を担い、地域の幅広い医療ニーズに応えています。また、医師・看護師・コメディカルなど多方面の職員が協働しながら学び合う文化が根付いており、前向きな事例検討や活発な勉強会が日常的に行われています。
さらに、地域医療研修や災害派遣訓練などを通して、幅広い実践力を養うことができます。
最後に木村先生は、学生へ次のようなメッセージを贈りました。
「モチベーションを持って日々生活していることはとても大切です。医師を目指したきっかけを思い出し、将来の“なりたい自分”を想像して進んでいってください。最終的には、この医師不足地域を皆さんが支えてくれることを願っています。」
本学習会は、学生が現場の医療を知り、自らの将来を思い描く貴重な機会となりました。
地域で活躍する先生方の言葉が、医師を志す学生たちの新たな目標につながっています。
