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学びの報告

2年:地域医療とチーム医療「地域基盤型IPW論」を実施しました(埼玉医科大学)

 2025年11月7日(金)、2年生127名を対象に「IPW(Inter-Professional Work)論」の授業を実施しました。本授業は、多職種が協働して患者さんの生活を支えるために必要な専門職連携(IPW)の基礎を、学生自身が“主体的に考え、対話する”ことで学ぶ演習形式の科目です。
 授業の冒頭、担当教員からは「演習では、自分たちで考え、話し合うことが最も重要です」という説明があり、学生たちは主体的に学ぶ姿勢をもって授業に臨みました。IPWの基礎や地域基盤型IPW、チーム活動の考え方を学んだ後、学生たちは5〜6名のグループに分かれて事例検討へ移ります。

 学生たちは教室を出て5階・6階のゼミ室へ移動し、グループごとに議論を開始しました。ここからは教員があえて介入せず、学生だけで話し合いを深める時間です。取り組んだのは、学生と同じ年代の女性の事例をもとに、5年後の生活像を考える課題でした。
 「患者さんは何に困っているのか」「どんな強みや可能性があるか」「専門職から見える課題は何か」などを話し合い、さらに“5年後の患者さんがどのような生活を送っているか”を想像しながら、どのような支援やつながりがあったのかをまとめていきました。
 医療だけでなく、退院後の地域での暮らしまで視野に入れ、各グループで活発な意見交換が行われました。

 検討のまとめとして、学生たちは5年後の患者さんの姿を“絵”で表現するワークにも取り組みました。患者さんの思いに寄り添い、未来の生活を描くことで、“生活を支える支援のあり方”をより深く考える経験となりました。