| 令和8年度 1年選択必修「地域医学・医療学入門」開講(埼玉医科大学) |
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埼玉医科大学では、地域枠奨学生1年生と地域医療に関心のある学生を対象とした選択必修科目「地域医学・医療学入門」を開講しています。「地域を知ること」をテーマに地域医療の基礎を学んでいます。
授業では、自らの出身地や埼玉県内の医師不足地域を対象に「地域診断」に取り組んでいます。人口構成や産業、交通、医療機関の状況などを調査・分析し、その地域の特徴や健康課題、必要とされる医療について考察しています。
初回授業では、地域をみるための視点について学んだ後、KJ法を用いたグループワークを実施しました。学生たちは積極的に意見を出し合いながら議論を重ね、それぞれの地域が抱える課題や強みについて理解を深めました。



また、授業では地域医療の現場で活躍する医師や教員による講義も行っています。
「秩父の地域医療」では、秩父市立病院の加藤寿先生を講師にお迎えし、秩父地域の医療の現状や課題、地域医療を支える取組についてご講演いただきました。
さらに、「地域での予防医学活動」では、埼玉医科大学 医療人育成支援センターの髙橋幸子先生より、日本や埼玉県における性教育の現状やユースクリニックの役割、健康課題の解決に向けた社会への働きかけについてご講演いただきました。


現在は全9回の授業のうち6回を終え、各グループが教員からの助言を受けながら地域診断を進めています。途中経過の発表では、地域ごとの特色や医療体制について、多様な視点から分析した内容が共有されました。


今後は地域診断の成果を発表資料としてまとめ、7月に実施予定の埼玉医科大学と群馬大学によるオンライン合同授業で発表する予定です。学生たちは発表に向けて準備を進めながら、地域への理解をさらに深めています。
