循環器・呼吸器疾患の診療に特化した高度専門病院です。県立の結核療養所を前身に、先進的な循環器、呼吸器医療の充実を図り開院しました。さらに地域のニーズに応え、県北において高度な脳卒中治療等を提供する「脳神経センター」を開設しています。24時間体制で救急患者も受け入れ、地域の救命救急を担っています。

『私たちは県民の健康を守り、心の支えとなる病院をめざします。私たちは誠意と熱意をもって、患者さんに接します』という理念を掲げ、最新の設備と専門的知識・技術を持つ職員が一体となり、患者さんに合わせたチーム医療を提供しています。県民の皆様に信頼され、安心して医療を受けていただけるよう努めております。

当院は急性期病棟と地域包括ケア病棟を有するケアミックス病院です。主に、内科・総合診療科、外科、整形外科、泌尿器科、小児科、麻酔科の医師を中心に急性期治療、手術、リハビリ、緩和ケア・在宅医療まで対応しています。「総合診療専門医養成プログラムちちぶ」の基幹病院でもあり、総合診療専門医の取得が可能です。

当院が立地する秩父地域は、埼玉県北西部に位置し、県全体の約1/4の面積を占めます。また歴史的にも文化的にも、とても興味深い事柄の多い地域です。救急～慢性期医療まで、幅広い医療研修の傍らで、社会科研修なども楽しんで欲しいです。研修先として興味を持った学生の皆さん、是非一度いらしてみて下さい。お待ちしています！

東松山市立市民病院は、川越比企保健医療圏内で唯一の公立病院で、複数の診療科を有する総合病院として地域住民に医療を提供し、近隣の医療施設と連携しながら地域の医療提供体制の充実に取り組んでいます。今後、急性期脳神経疾患の医療提供体制・地域救急医療体制の強化、感染症医療体制の拡充を図ります。

当院は114床、常勤医22名、標榜12科目、４手術室（ダビンチOP室開設予定）、MRI、CT、脳血管撮影室、内視鏡室など、１日外来400例、年間救急搬送1,000例。地域の基幹病院として機能し、臨床研修病院として設備、症例数、教育指導体制が充実しており、皆様に満足できる研修を提供できる病院です。

深谷赤十字病院は昭和25年に病床数60床で開設し、現在は病床数474床、標榜診療科29科を擁しています。埼玉県北部地域の急性期医療を担う中核病院として救命救急センターを擁し、がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院等の指定を受け、地域の病医院等との医療連携を進めながら質の高い、安全・安心な医療の提供に努めています。

当院は群馬大学、順天堂大学からも医学生の実習を受けており、研修医も各学年で８名在籍しております。また、専攻医も内科・救急科・総合診療の基幹施設に認定されており複数名の若手医師が専門医研修を行っております。教育研修や指導に力を入れ、地域医療の充実やチーム医療にも努めています。

当院は2022年6月1日に加須市に新築移転し、新しく救命救急センターを開設、ダビンチやハイブリッド手術室も完備し、利根医療圏を超えた広い地域で地域完結型の医療を目指しています。既に三次救急では受け入れ救急車が年間6000台に迫る勢いですし、ロボット手術も泌尿器科、消化器外科で開始しています。

当院は304床の小さい病院ですが、総合病院として地域医療を担おうとする情熱を持った医師、職員で構成されています。高度な機能を維持しつつ若い医療人の育成にも力を注いでおり、2024年度の臨床研修医は7名に増員します。また内科、整形外科、救急科の専攻医の基幹病院としても今後多くの人材を輩出できると思います。

当院は埼玉県西部に位置し、緑豊かな環境に立地しております。昭和14年に開設されて以来、地域に密着した医療を続けてきました。急性期医療及び二次救急に加えて、病気の予防・早期発見を目的とする健康診断や周辺医療機関との連携、訪問看護にも積極的に取り組んでおり、地域医療の中核をなす病院として機能しております。

当院は地域の中核的な役割を担う公的病院であり、初診から最終転帰に至るまで当院で一貫して診察を行うケースも多く、全人的な医療、プライマリ・ケアを重視した心の通った医療を実践しております。地域に密着した医療や赤十字精神に則った診療を勉強できますので是非研修にお越しください。

小鹿野町は人口約10,600人、高齢化率約40％の中山間の町で、当院は地域包括ケア病床含む一般病床95床の町内唯一の入院医療機関です。常勤医師の6名は皆総合診療科として勤務し、隣接する保健福祉センターや門前薬局のスタッフとさまざまなケースにおける情報共有を各種会議によって共有し、文字通り地域包括ケアを展開しています。

当院は予防から看取りまで、地域の様々な医療やケアのニーズに迅速に対応できる研修に最適なフィールドです。住民の「住み慣れた地域で長く暮らし続けたい」という思いを支えるために何ができるのかをいつも考えています。地域でしか経験できない、患者さんに寄り添った全人的医療を一緒に学んでいただければと思います。