令和4年度文部科学省ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業選定「埼玉・群馬の健康と医療を支える未来医療人の育成」令和4年度文部科学省ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業選定「埼玉・群馬の健康と医療を支える未来医療人の育成」

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プログラム5

大学名 群馬大学
教育プログラム・コース名 県境地域から学ぶ地域医療集中演習(利根川プログラム)(担当:羽鳥麗子)
取組む分野 地域医療、地域連携、総合診療、プライマリケア、救急医療、在宅医療、多職種連携、社会福祉
対象者 医学部医学科生(地域医療枠学生及び地域医療に関心のある一般枠学生)
対象年次 1年次~6年次
養成すべき人材像 地域医療を通じて社会貢献する向上心及び自身の専門性を地域に還元する意欲を有し、医師不足が深刻化している埼玉・群馬県境の医療情勢に精通するジェネラリスト
教育の特色 群馬大学医学部医学科では、従来、群馬県、及び群馬県地域医療支援センターと連携し、課外活動として、県内の医師不足地域を中心とした地域医療の参加型臨地実習として地域医療体験セミナ-in群馬を複数の関連医療機関に協力を仰ぎ開催してきた。中でも、群馬県西毛地域の医療機関は、地域の中核病院として、埼玉北部地域からの多くの患者を受け入れている実績がある。また、当該地域での医療に従事する医師に求められる資質は、総合診療、救急医療、がん診療、難病医療、在宅医療、周産期母子医療、小児医療など多岐にわたり、医療圏の異なる県境双方の地域医療を学ぶ機会として、新たな短期集中型臨地実習を作成するものである。
受講者が受講しやすいよう、事前学習や臨地実習前学習ではオンデマンド型オンライン授業や映像教材を活用する。また、リアルタイム型オンライン授業を実施することで埼玉医科大学の地域枠学生とともに学修することが可能となるため、それぞれの視点から意見交換を行うことによって、県境地域の医療について理解を深める機会を提供することができる。
臨地実習では、大学、附属病院、群馬県地域医療支援センターの担当教員・職員が同行し、バスで移動することで、医師不足地域の立地や医療圏について実体験できる。

地域医療集中演習(利根川プログラム)

学  年
1~6年次
担当教員:羽鳥麗子
講義/実習 講義/演習(選択)
授業計画 通年:1単位
目  標 地域住民の医療に対するニーズを的確に把握し、地域医療が抱える課題を探究する素養を身につける。
概  要 埼玉・群馬県境の医師不足地域の地理的状況や医療圏について早期から学び、医療圏の異なる県境地域の医療機関と連携し、臨地実習を含む集中授業を新規に開講する。
  • 臨地実習前学習では、医師不足地域の地理的状況や医療圏、医療行政について埼玉医科大学学生とともに学び、意見交換を行う機会を設けるため、双方向リアルタイム型のオンライン授業を実施する。
  • 臨地実習では、埼玉・群馬県境の医師不足地域を実際に訪れる。現地の施設や医療設備の見学に留まらず、地域医療の最前線で診療に従事する医師やメディカルスタッフと行動を共にすることで、多職種が連携して地域の医療を支えていることへの理解を深める。
  • 地域医療枠学生として医師不足地域の医療に貢献する意識の涵養を目指し、既に数年来実施している「地域医療体験セミナーin群馬」「数日型地域医療体験セミナーin群馬」(いずれも課外学習、単位なし、1年次~6年次)と組み合わせて受講可能である。
ポイント 埼玉医科大学地域枠学生との共同学習である。
プログラム受入目標人数・履修者数
養成目標人数 対象者
(年次ごとに記載)
令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 令和9年度 令和10年度
1年次   6 6 6 6 6 6 36
2年次   4 4 4 4 4 4 24
3年次     4 4 4 4 4 20
4年次     2 2 2 2 2 10
0 10 16 16 16 16 16 90
履修者数 対象者
(年次ごとに記載)
令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 令和9年度 令和10年度
1年次                
2年次                
3年次                
4年次